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ドイツのケーキ屋、パン屋でケーキを買うと、こんなふうに紙で包んで渡されます。高級な菓子店やデコレーションにこだわりのあるオシャレなお店では、日本のようにボックスに入れてくれることもありますが、庶民的なお店ではこれが定番の包み方。 中はこんな感じです(これは黒い森のさくらんぼケーキ)。紙のトレーに載せて、薄手の包装紙でパパッと手際良く包んでくれます。ケーキの種類・形にもよりますが、大きなホールケーキをカットしたものの場合は横倒し。当然クリームが紙にくっついたりつぶれたりもしますが、日頃食べるようなケーキはこういう物だと思っているのでしょう。 たくさん買ったときには手提げ袋が必要か聞いてくれる親切なお店もありますが、普通はこのままの包みでぽんと渡されるので、かばんの一番上に傾かないように入れるか、素手で持ち帰ります。 不便といえば不便なのですが、このケーキの包みを手に載せて歩くのはそう悪くない気分。テイクアウトのコーヒーカップを手に颯爽と歩くのがおしゃれ、という感覚と似ているのかな?くだらない気取りですが、不便を楽しく感じられるのだから、まぁ良しとします。
by munichois
| 2014-05-16 16:29
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